Book1stランキング上位でした

原題が「TIME POWER(A Proven System for Getting More Done in Less Time Than You Ever Thought Possible)」ということで、出版社が最近のウレセンである「頭がいい人、、、」と邦題をつけたんでしょうが、本のタイトルが「すごく頭が悪そう」に聞こえます。しかし、手にとって読むとなかなか面白かった。
さすがに全米ベストセラーという触れ込みどおり、内容はしっかりしているので、入社３年目くらいの人に読んでもらいたい感じ。自分も時々忘れがちな考え方について簡潔にまとめているので、自分の仕事スタイルを補正するのに良いツールになると思います。薄い本だしね。

頭がいい人、悪い人の仕事術

章タイトルを並べると、

• 「つきあいも仕事のうち！」は大間違い。「仕事中のコミュニケーションは、ほとんどが時間の無駄だ！」
• 「大事なのは早さじゃないんだよ！」は大間違い。「仕事をしっかり期限内に完了させる人こそ会社や顧客にとって有益！」
• 「夢は心の中にしまっておくものだ！」は大間違い。「夢は具体的な目標にしなければいつまでも実現しない！」
• 「片付けるヒマがあったら仕事しろ！」は大間違い。「片付けは仕事の処理能力をあげる大事な作業！」
• 「大小に関わらず、すべての仕事に全力を注げ！」は大間違い。「全力を注ぐべき仕事がわかれば、大きな利益を生み出せる！」
• 「格好つけたって仕事ははかどらない！」は大間違い。「仕事ができるように振舞っていればやがてそれは現実化する！」
• 「仕事を人まかせにするな！」は大間違い。「人任せにできてこそ大きな仕事が成し遂げられる！」
• 「失敗の原因を徹底的に分析しろ！」は大間違い。「大事なのは原因を分析するのではなく問題を解決すること！」
• 「成功するには情報ばかり追いかけていてはダメだ！」は大間違い。「トップに立つには効率よく仕入れた情報が最大の武器になる！」
• 「石の上にも三年、継続は力なり！」は大間違い。「間違った仕事、間違った目標に未来はない」

全体的に、会社、上司の言葉や本の情報ばかりを妄信しているばかりでは、大切な時間を無駄にするだけですよ、ということを説いています。
こちらの方は抽象的な絵本になってますが、ハッとさせられる言葉が多く含まれています。

スウェーデン式 アイデア・ブック