automo 06(Wakka) その2〜ガンダム大地に立つ(動画編)

予選デモがYouTubeで掲載されました(吉村さん撮影。ありがとうございました)。

途中「どうですか井上さん!!」と叫んでいるのは、ROBO-ONEの審査員を務めている、機動戦士ガンダムのアニメーション製作会社サンライズの井上企画室室長のことを指しています。

構想1年・実作業3ヶ月、遠方の富山までの遠征で大変でしたが、「井上さんへのサプライズ」そして「サンライズ賞」をモチベーションにここまで頑張ったとっても過言ではありません。

我ながら何と大それたことをとも思いますが(その瞬間、となりでKさんが大笑いしているのを初めてこの動画で確認しました)。


デモ中の解説のとおり、外装の大半はペーパークラフトつまり紙で出来ています。そこに浸透性の高い特別な樹脂を塗って染み込ませることで、紙の軽さとプラスチック同等以上の硬度を実現しています。

右が樹脂化する前の純粋なペーパークラフトガンダムのスネパーツ。左が樹脂化した状態。光沢が違います。

元がペーパークラフトですから、機体の着色は「展開図」をインクジェットプリンタで印刷した時点で終わり。複雑に思える「カッティング作業」もカッティングマシンである「クラフトロボ」を使えば自動でカットしてくれます。

つまり量産がカンタン!!外装が割れてもすぐに再生産可能。

人間が行うのは、展開図を指で曲げて糊付けして立体的な部品をつくって、樹脂加工するだけです。

automo 06(Wakka)のガンダム外装は、A4サイズ約40枚で出来ています(といっても、カットされて抜かれる余剰部分がほとんど)

これが今年3つ目のネタ「ポリゴンクラフト」の特長の1つです。特長はもちろん他にもありますよ。