SH7145Fのブートロード

FrostyDesignさんのFPGAボードを二階建て合体させて火入れをする前準備として、ベストテクノロジー社のSH7145F搭載ボードの「BTC080」がキチンと動くかどうかをみます。
とくに基板を二階建てしたときにシリアル通信線の取り回しが悪いため、シリアル通信のコネクタ+配線を改造する前に「シリアル通信が生きているか」を確認したかったのです。
もちろん、Macbook Air上のWindows7(64bit)にインストールした統合開発環境GDC Developer Lite」とUSB-RS232C変換ケーブルが使えることもチェックしなければいけません。所有していたUSB-RS232C変換ケーブルが旧式だったのでRatocの「REX-USB60F」に買い換えました。

Macbook Air[USB] -> REX-USB60F[RS232C-9PIN] -> シリアルケーブル[3PIN] -> BTC080 でつながります。REX-USB60FにはPOW/TX/RXのシグナルLEDが搭載されていて、Macbook AirとBTC080が相互通信している状態をモニタできます。

BTC080のDIPSWを操作して「ブートモード」で起動した後、フラッシュライタソフトを使ってバイナリファイルをダウンロードします。その後、DIPSWを「モード2」に戻して再起動すると、PCのシリアル通信ソフトでコマンドを送るとBT080からはレスポンスが返ってきました。これで環境構築はOKです。

ちなみにREX-USB60Fの選定理由は、USBドライバがWindows8MacOS 10.0.4以降に対応していることだったんですが、実はセットメーカが正式対応しているのはMacOS Snow Leopard(10.0.7)までで、今のMountain Lion(10.0.8)に対応していなかったという、、、一応、内蔵チップメーカのサイトからMountain Lion対応のUSBドライバを入手できました。