語源

今日、あるシチュエーションでふと思ったことを調べてみた。

【沈黙は金】
「雄弁は銀」と対になって使われます。ローマ時代からヨーロッパで言われていた言葉のようです。
一見、金の方が価値が高そうに見えますが、もともとヨーロッパでは銀の方が価値が高かったのです。しかし、コロンブスらによる新大陸の発見によって、銀の供給量が増加し、銀の希少性が下がりました。そこで、相対的に金の価値が上がったのです。ですから、「雄弁は沈黙よりも価値がある」という意味なのです。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tk-asano/word/new.htm

やっぱり。黙ってるだけじゃあ伝わらないことって多い、特にビジネスの場では。でも日本人気質からいうと、、、

もっとも、辞書には、「沈黙の方が雄弁よりも説得力がある。口をきかぬが最上の分別」(岩波書店広辞苑』)「沈黙の方が、雄弁よりもまさっていることのたとえ」(三省堂大辞林』)というような語義がデンと載っている。インターネットで検索してみても、それぞれの解釈を採る人が居て、“雄弁>沈黙”派はあくまでも先の銀本位制を大きな根拠としているし、“沈黙>雄弁”派は――たとえ語源とはズレが起きているにせよ――日本人の精神風土との現実的合致を唱える向きが少なくない。たしかに、特にこの国では、武士道あたりとも結び付いてか、どれほど心のうちに言い分があっても黙って我慢すること、時には何も言わずに死んで行くことさえもが一種の美徳とされがちである。
http://www.asahi-net.or.jp/~hh5y-szk/onishi/colum219.htm

「暗黙の了解」って日本人独特の言葉なんでしょうか。