2025年の総括
2024年度はこんなでした(私が開発するロボット情報はこちら)
1つ目のネタ:Physical AI / Embodied AI の応用研究
今年のロボティクスAI界隈では「フィジカルAI (Physical AI)」と「エンボディードAI (Embodied AI)」が話題でした。どちらも物理的な身体を持ち、現実世界と相互作用するAIシステムを指す用語です。シミュレーションとAIの働きによってリアルロボットが人間の動きを正確に模倣かつ安定した歩行動作も行うことで、周囲環境の変化を理解しながら適切な作業をこなせる「兆し」がみえてきました。
私もロボティクスAIの最新技術の応用研究を追いかけつづけました。盛りだくさんです。
公開されてすぐの「Genesis-Embodied-AI/Genesis: A generative world for general-purpose robotics & embodied AI learning」 を使って小型ヒューマノイドの歩行を強化学習で獲得。リアルタイム100Hzでデバイス同士を連動させるロボット制御通信プロトコル「Meridian」を使って実機でも検証しました。
その後も研究論文で広く使われている「MuJoCo — Advanced Physics Simulation」やフィジカルAIで注目度を増した 「NVIDIA Isaac Sim (JA-JP) | NVIDIA Developer」との連動も確認済みです(公開に向けて情報を整理中)
Genesisの物理エンジンと強化学習(114秒)で、体長40cmの小型ヒューマノイドモデルを歩行できました
— holypong (@automo_emo) 2025年1月4日
二足歩行の様子を動画でご覧ください。
(リプで報酬のグラフも掲載します)#URDFkitchen #Meridian計画
Genesis-Embodied-AI: https://t.co/20sfNxU5ob https://t.co/p41ln2mPDH pic.twitter.com/lySJ6zCJkv
遠隔操作・AI学習のために「ロボットが人間の動きをトレースする」という点では人の動きのトラッキング技術も重要です。ロボット連動でVRデバイス「Meta Quest」が多く使われていますが上半身のみの3点トラッキングです。全身トラッキングできる「モバイルモーションキャプチャー mocopi | ソニー」が 標準モード 6点からプロモード 12点に進化したことで、以下の動画のような柔軟な動きもトレースできるようにしました。
昨日3/25に発売された #mocopi PROで #機動武闘伝Gガンダム の「モビルトレースを」実現
— holypong (@automo_emo) 2025年3月26日
コントローラーを持たず、手を「つかむ・開く」自然な動きにガンダムの手が追従します
この進化は「ゴッドフィンガー!」レベルでしょ
(左にいるのはmocopi公式アバターのRAYNOSちゃん)#Meridian計画 https://t.co/ONKXMIYIc8 pic.twitter.com/POi14Cz1kk
Hugging Face の「huggingface/lerobot: 🤗 LeRobot: Making AI for Robotics more accessible with end-to-end learning」や Google「Mobile ALOHA」に着想を得た遠隔操作システムも開発しています。
Real-to-Realのヒューマノイド遠隔操作デモ
— holypong (@automo_emo) 2025年12月25日
leRobot,ALOHAに着想を得て
両腕の手先まで 両脚の足先まで
100Hzで滑らかに同期
中間プロトコルMeridianを使い
2時間のAIコーディングで実現できた
Nvidia Isaac,Genesis,Mujoco,ROS と接続、
LLMxMCPの制御も確認済
次のVLAへの布石#Meridian計画 pic.twitter.com/92MxE5dkbR
「ChatGPT」や「Claude」などのチャットAIからデータやデバイスを操作する「MCP(モデルコンテキストプロトコル)」が登場しました。
私も独自MCPサーバを開発して、小型ヒューマノイドの動作の開始・停止にくわえて、ログ収集・分析・可視化・パラメータ調整などをチャットで指示できるようになりました。
独自MCPサーバーは、シミュレータとリアルで同じプロトコル・データベースを使用するため切替も簡単
— holypong (@automo_emo) 2025年11月25日
ターゲットにリアルロボットを指定、センサフィードバックを有効化、歩行させたときのログ収集・分析・可視化までプロンプトの一度の指示で実行できた#Meridian計画 https://t.co/6rXFSmVV3j pic.twitter.com/VA2LJffM20
コーディング支援AI「GitHub Copilot」や「Claude code」の進化も早く、アルゴリズムなどを移植する際の他者のコード理解や応用改善で生産性が大幅に向上しました。
小型ヒューマノイドの背中を強く叩いたときに、転倒しないよう自律的に歩いたり踏ん張る「オートバランス」を検証中
— holypong (@automo_emo) 2025年10月18日
UVC(上体垂直制御)を独自ボードに移植した
100Hzで22軸制御・PC通信することで、物理シミュレータ「Mujoco」上のロボットの挙動とプロッタ表示も同期させる#Meridian計画 https://t.co/hB0GwpxXvb pic.twitter.com/4UECQPzIRi
2つ目のネタ:計測自動制御学会で発表とデモ
「計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 」にて、二名川さんと共同開発している Meridian活用 のポスター発表・デモしました。
タイトルは「ロボット制御通信用の軽量な中間プロトコルMeridianの開発と応用」で「次世代ロボット共通プラットフォーム技術」というカテゴリでした(同カテゴリでは NVIDIA 加瀬 敬唯氏のキーノート講演もあり興味深かったです)
ひさしぶりの学会発表でしたがデモの評判も上々でした。
多くの学生・技術者に届きますように!
【学会発表のお知らせ!】
— meridian公式 (@meridian_jp) 2025年11月23日
第26回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 (SI2025)
OS40:次世代ロボット共通プラットフォーム技術
『ロボット制御通信用の軽量な中間プロトコルMeridianの開発と応用』(ポスター発表)
詳細はコメ欄#SI2025 #計測自動制御学会 #SISE #Meridian計画 pic.twitter.com/yFAwn0ilVQ
3つ目のネタ:1/30ガンダム 15年ぶりのオーバーホール
2009年、等身大ガンダムがお台場に初登場したときにロールアウトした1/30ガンダム(全長60cm)の外装を取り付けた 6号機(CODE: Wakka)のサーボモータを15年ぶりに全交換しました。
廃盤となった旧型サーボモータは通信速度が115.2kbpsと遅くリアルタイム制御に向かないため、新型サーボモータに変えて通信速度を1.2Mbpsに向上させました。
これからも現役でMeridianを利用した機能開発ができます。
最近は海外製のヒトサイズのヒューマノイドの量産が話題ですが、日本のマンションだったらこのくらいがいいなと思います。
1/30ガンダム(全長60cm)の大改修を完了
— holypong (@automo_emo) 2025年7月21日
31個のサーボモータを100Hzで駆動するムーバブルフレーム
細身かつ長身のシルエットでパワフルなモータを多数使うことで、人間らしい柔軟なポージングに加えていろいろな外装が試せるヒューマノイドとなっています#動くガンダム#Meridian計画 pic.twitter.com/6ocVd5hAeW
2009年9月 富山ROBO-ONE大会:1/30ガンダム 初披露
等身大ガンダムがお台場に初登場した年でした
2009年12月 国際展示場 国際ロボット展:ガンダムvsガンダム
会場を大いに沸かせました
2024年の総括
年末恒例の総括です。
2023年度はこんなでした(私が開発するロボット情報はこちら)
1つ目のネタ:「ROBO-ONE」「ROBO剣」に出場
4kg級 ヒューマノイドの9号機(automo Kunai)で「ROBO-ONE 43th」に出場。
格闘競技会の決勝トーナメントでは選手がテンポよく入れ替わり、すばやくロボットをレディ状態にする必要があるため、PC連動の得意なロボットOSS「Meridian」をマイコンボード単独で操作できるようにしました。
具体的には、PC上のモーション作成ソフト「HeartToHeart3」の通信線をハックしてモーションデータ変換してSDメモリに格納しておいて、競技中はリモコン操作に応じてデータをSDメモリから読み出し再生する仕組みを追加しました。
同技術は剣道競技「ROBO剣」にも役立っています。
技術内容は 9/23の「ホビーロボット集会のLT会」で発表しています。
VRホビーロボット集会でした。今回の LTは holypongさんで、 Meridian を使った話し「OSSでリアルロボット格闘競技に挑戦する」でした。ROBO-ONEカンファレンスレベルの内容で、委員会に親しい人は推薦しとくように(笑) pic.twitter.com/VPQV1TmzYM
— TOBBY (@tobby_ter) 2024年9月23日
2つ目のネタ:「バーチャファイター」に注目が集まる
セガサターン30周年に合わせて、結城晶ロボット動画を掲載したところ、約1,300イイネ、約600リポスト いただきました。
2025年には「Virtua Fighter 5 R.E.V.O」その先には「完全新作 New Virtua Fighter」も控えていて盛り上がるとよいですね。
1994年「バーチャファイター」に出逢えた感動を
— holypong (@automo_emo) 2024年11月21日
「リアルに再現」することに挑戦しました
メイキング動画はこちら:
「バーチャファイター」をもっと「リアル」にしてみた Realized Virtua-Fighter AKIRA YUKI https://t.co/gWqZqSBQEB#VF#セガサターン #セガサターン30周年 #SEGASATURN https://t.co/JBESO2WmMs pic.twitter.com/Ft7vsLDAI6
3つ目のネタ:「Meridian」応用領域は拡大
開発・デバッグに参画している「Meridian」の応用領域はさらに拡がっています。
あわせて、マイコン・Unity・クラウド・AI・グラフィックデザインの最新技術を追いかけています。それらを組み合わせることで新しい驚きを創って皆さんに届けらればいいなと思います。
情報公開できるまでお待ちください。
2023年の総括
年末恒例の総括です。
今年は盛りだくさんです!!
2022年度はこんなでした(私が開発するロボット情報はこちら)
https://holypong.hatenablog.com/archive/2022/12/30
1つ目のネタ:ロボティクス・VR・AI の開発成果を社内外で発表・コラボしました
「二足歩行ロボット研究開発の民主化」を目標にロボット制御フレームワークのOSS"Meridian"を中心とする機能開発に取り組んで多くの「場」(SONY、Preferred Robotics、HIKKYなど)で発表・コラボしました。
9月。SONY公式よりモーションキャプチャデバイス「mocopi」のハッカソンイベントにお誘いいただき「ヒューマノイドのモーショントレースシステムの開発発売当日にデモ動画公開できた理由」をLT発表しました。
この個人活動は、勤務先で「企業と世代をこえた技術交流の魅力(ロボットOSSに参加したらSニーに呼ばれてLTした件」として発表しました。
mocopi Autumn Campで「ヒューマノイドのモーショントレースシステムの開発 #mocopi 発売当日にデモ動画公開できた理由」をLT発表しました
— holypong (@automo_emo) September 9, 2023
懇親会でmocopi開発者他の皆さんと交流
多くの方にロボットのモーショントレースデモ体験いただけたのは取扱が簡単なmocopiならでは
#mocopiSDKFunLab https://t.co/9oi6PAuOjd pic.twitter.com/as0f8cqhaX
5月。「ROS Robot Party」の同会場で出展したのが受けたおかげですね
5/14「ROS Robot Party #rosjp 」に個人チーム #Meridian計画 で出展しました
— holypong (@automo_emo) May 18, 2023
私が担当した実機デモ内容について動画にまとめました#mocopi 、格闘ゲーム、モバイルロボットPF、クラウド連携
長尺版はこちら
JOY, Humanoid Robot Development. in ROS Robot Party https://t.co/x5KcultkSe
つづく pic.twitter.com/C2cCAIcAtc
7月。大規模言語モデル(LLM)を使用した「モーション生成AI」のリアルヒューマノイドへの導入について、ROS Japan UG で発表しました。
本日ROS Japan UG #51 LT会にて
— holypong (@automo_emo) July 19, 2023
「ヒューマノイドのアプリ開発とモーション生成AIの導入」を発表させていただきました
PDF資料(SlideShow)は投稿済です。
動画は後日配信されると思います。https://t.co/ITyxtVzKnp#rosjp #Meridian計画 https://t.co/6eyLwZFMgm
11月。Preferred Robotics 公式より家庭用ロボット「kachaka」のハッカソンイベント「カチャカソン」にお誘いいただき「自作の剣道ロボットのROS接続」を3時間のライブ配信中に達成しました。
次に @automo_emo さんがロボ剣ロボットをカチャカに載せ、足回りをカチャカで代用してターゲットを狙いします🤖⚔️🎯GUIもかっこいい!#カチャカソン pic.twitter.com/CfyGbxgKv8
— youtalk #ROS2ではじめよう #ねえカチャカ (@youtalk) November 22, 2023
12月。HIKKYが主催する「バーチャルマーケットリアルシブハラ」に参加。mocopiを使用したヒューマノイドのモーショントレースのデモしました。
バーチャルマーケットリアルシブハラに参加中
— holypong (@automo_emo) December 16, 2023
ワーフ原宿B1の #ニソコンVR ブースで、SONY mocopiと二足歩行ロボットを使ったリアルタイムモーショントレースのデモしてます
ロボティクス×VR 好評です!#VketReal #mocopi #Meridian計画 https://t.co/0zgMYd7s0F pic.twitter.com/4pv4pNdP3H
2つ目のネタ:「プラレス3四郎」「バーチャファイター」
6月。アニメ化 40周年を迎えるタイミングで「第2回日本プラレス選手権大会」開催にあわせて、「原作版 柔王丸」の外装をリニューアル。
とくに原作の第2回大会にもあわせて、大幅にアーマー感が増した「ニュー柔王丸」の再現にこだわりました(連載当時は感動したものです)
大会自体は大雨の影響で中止となりましたが、原作者の牛次郎先生・神矢みのる先生にデザインをお褒めいただいたのはとても光栄でした。
1983年6月5日 #プラレス3四郎 アニメ放映開始から40周年!!
— holypong (@automo_emo) June 4, 2023
「柔王丸をつくるのが夢でした」
2023年6月3日開催予定の第2回プラレス大会が台風の影響で中止になったのは残念ですが、コロナ禍を超えて原作者先生や仲間とお会いできて、40年間消えずに燃え続けた心の火の勢いはさらに強くなったかも https://t.co/8p1WfT4IPC pic.twitter.com/hYDquyE6ux
8号機(automo Badge)の外装は、柔王丸から初代バーチャファイターアキラに換装可能です。
11月。ちょうどセガサターンとローンチタイトル「Virtua Fighter」の発売日にあわせて投稿した演武が今年もっともウケた動画となりました。
740リポスト、1690イイネ、25万表示を超えるインプレッションをいただきました。
11月22日 セガサターンの発売日。発売から29周年。
— holypong (@automo_emo) November 22, 2023
ローンチタイトルの「バーチャファイター」は3DCG格闘ゲームが自宅でも遊べるのに驚き
当時「モーションは人間そのものだけどカクカクポリゴンはロボットみたい」とも言われました
だから、アキラをロボットで再現しましたよ#セガサターン https://t.co/eNyoIQFi3N pic.twitter.com/C4VooTeg0g
3つ目のネタ:「新ROBO剣」「ROBO-ONE」に出場
9月。「ROBO-ONE 42th」に 4kg級 ヒューマノイドの9号機(automo Kunai)で出場。
上体垂直制御(UVC)を応用したオートバランス機能により予選・本選で活躍できました。
初戦で優勝機体とぶつかったのは残念ですが、延長戦まで持ち込めるなど十分なポテンシャルを備えることを検証できました。
MiSUMi協賛 ROBO-ONE 42th 開催中
— holypong (@automo_emo) September 23, 2023
予選のパフォーマンス部門を高得点で通過したことで、明日の決勝トーナメントに進出できます
パフォーマンスでは、1kgの砂の入ったボールをロボットにぶつけた衝撃で転倒するのを回避する足さばき(オートバランス)を披露【動画】#Meridian計画 https://t.co/wmCIvmjYT5 pic.twitter.com/Kt8eF7xafG
11月。「新ROBO剣」という車輪×アームのロボット同士が完全自律で剣道する大会に自作機"Mad Hatter"で初参加。
初戦で優勝機体とぶつかったのは残念ですが、ROSベースで完全自律の試合ができて、前述の「カチャカソン」でKachakaと容易に接続できる拡張性を確認できました。
決勝トーナメント後に、@tctclab さんの機体「蜜柑星人」(左)と私の「Mad Hatter」(右)」の練習試合
— holypong (@automo_emo) November 23, 2023
相手の横の動きをロボットカメラの目で追いきれなくて、攻撃に移りにくい状態でした。
他にも改善のアイデアもいくつか見つかりました
現場で対戦相手がいると検証が進みますね! pic.twitter.com/V40bSsWs7O
2022年の総括
年末恒例の総括です。
2021年度はこんなでした(私が開発するロボット情報はこちら)
1つ目のネタ:Meridian / デジタルツインでバーチャルとリアルがつながった
ninagawa123さんの"Meridian計画"に参画。「二足歩行ロボット研究開発の民主化」を目標にさまざまな機能開発と検証に有志のみなさんと取り組みました。
リッチかつインタラクティブなヒューマン・インターフェースを提供するUnity、最新ロボット技術を統合するROS、リアルタイム通信・制御を可能にする組込マイコンボード、を思いのままにつくれるロボット制御PFとして成長していきます。
モーションキャプチャ、VR・メタバース、歩行安定化制御、自律遠隔制御など面白がって開発しています。
自作のモーションキャプチャソフトは、Shiftall社のHaritoraXを使った全身フルトラッキングを採用し自身がVR空間に没入することで、まるでバーチャファイターになって戦うような感覚まで再現しました。
2つ目のネタ:リアルロボット開発いろいろ
ソフトウェア以外にもメカ・ハードの設計開発もすすみました。
昨年は"Elecrow"で基板を発注しました。今年はミスミの"Meviy"でアルミ板と板金の加工を発注してみました。独自発想で設計したロボット部材が3Dプリンタやアルミ加工されて数日後に届くので開発が加速できそうです。
ROBO-ONE 格闘 4kg級ロボット automo 09(Kunai)の改造完了
— holypong (@automo_emo) 2022年12月10日
ミスミの加工サービスMeviyで、アルミブロックから切削+アルミ板金の板厚アップした
ダッシュ移動や格闘のモーションで、脚部の衝撃・負荷が大きい箇所の剛性は大きく高まった https://t.co/R8VPcxI176 pic.twitter.com/DQdjqKE4Jg
より自律性の高い「ROBO剣」という競技に参加するためのアーム搭載したメカナムホイール4WDロボットの開発にも着手しました。
メカナムホイール4WDロボットの続き
— holypong (@automo_emo) 2022年12月18日
CADを使わずに、現物合わせと手加工で駆動ユニットと自律制御ユニットとをコンパクトに一体化
センサを含む各パーツと衝撃吸収の外装を固定する治具を設計して3Dプリンタでつくる
もちろんロボットアームユニットも https://t.co/iJCIKeOF3M pic.twitter.com/MsEzrRN2kG
3つ目のネタ:いろんな人とつながりたい
コロナ禍の中でも、ネットやメタバース空間を通じて多くの方々とつながれるようになりました。
Discordの開発会議ではロボットを中心としてROS・Unity・VRなどを多様なテーマで活発な議論が毎日のように行われています。
参画しているMeridian計画はNinagawa123さんがROSConJP2022などで発表、少しずつ知られるようになりました。
公私の行動が次代のエンジニアやクリエイターが活躍する一助になればと思います。
VKet 2022 Summerは「ニソコンVR」でロボットバトル3位。マスク1年分いただきました!
ニソコンVR無事終了しました!
— みっちー@メタバース×ロボティクス (@Dream_Drive) 2022年8月20日
優勝は、Fujisaki Aoiさんでした!おめでとうございます。
半年前、GARUさんバンボーさんとの悪だくみから始まり、HIKKYへの企画持ち込み、ROBO-ONEの西村委員長にも協力していただき、ロボとVRChatの仲間も加わって、ここまで本当にお疲れさまでした! #nisoconVR pic.twitter.com/vLrLUsQUMK
VKet 2022 Winterは「ROBO-NINJA」のアスレチック競技3位。みんなでワイワイガヤガヤ。非常に盛り上がりました。
第4回ニソコンVR「ROBO-NINJA」に参加。
— holypong (@automo_emo) 2022年12月17日
予想を超えた好タイムの続出と予想外のコースアウトで、大会はたいへんもりあがりました!
決勝レース3位
大会優勝はバンボー @ots_min さん
タイムアタック最速は かがり @kagari77v さん
でした!#nisoconVR #Vket https://t.co/0NcKmeArK9 pic.twitter.com/2ECO4rPV8U
2021年の総括
私が開発するロボット情報はこちら
年末恒例の総括です。
2020年度はこんなでした。
1つ目のネタ:プラレス3四郎原画展に、リアル柔王丸が登場!
大阪の画廊「モモモグラ」さんが「プラレス3四郎原画展」を開催。「プラレス3四郎」は、1982年に漫画連載・アニメ化もされて当時少年だった私(たち)に「科学が拓くポジティブな未来」を夢想させてくれた作品です。
現在の40代~50代のエンジニアに与えた影響は大きく、私が二足歩行ロボットの開発に取り組むきっかけとなったロボット格闘競技大会「ROBO-ONE」はまさしくそれ。マイコン・モータ・バッテリ・3Dプリンタなど進展した技術と今までの開発経験を生かしてリアル柔王丸を製作しています。
40年に1度の原画展でまさに手元に柔王丸がいるのなら、このタイミングで原画展に行かなければ一生の後悔と思い、コロナ禍が落ち着きつつあった最終日に滑り込みで入店。神矢みのる先生の美麗な原画を堪能しました。
私の興奮っぷりをTwitterのスレッドでご覧ください。
本願達成
— holypong (@automo_emo) 2021年10月2日
「プラレス3四郎原画展」にて、第1話 柔王丸の初セットアップ(1982)の原画を背景に、マイ柔王丸に同ポーズを取らせて撮影しました
本スレッドでは原画展のことなどつぶやきます https://t.co/iMlRWNafEn pic.twitter.com/genoTNt0Gl
2つ目のネタ:動く等身大ガンダムに30分の1ガンダムが会いに行った
1979年に放映された「機動戦士ガンダム」の30周年に合わせて、横浜のガンダムファクトリーに「動く等身大ガンダム RX-78F00」が登場。
遡ること10年前の2009年、お台場ガンダム「RX-78-2」が話題となったとき、私は1/30ガンダム(全長60cm)を開発してROBO-ONE富山大会で「ガンダム第一話を再現した二足歩行ロボットで世界初」の認定をいただいています。
10年経過して、すべての外装を3Dプリンタで作り直した1/30ガンダムを背負って、動く等身大ガンダムに会わせました。等身大ガンダムの造形と制御メカニズムはすばらしいですね。
等身大ガンダムで見たかったけど見れなかったシーンを1/30ガンダムで再現したのでご覧ください。
ニコニコ動画
3つ目のネタ:最新技術を学んでいく
AI・IoT・XR・ロボティクスを活用したソリューションを開発するお仕事に従事しているので、それら最新技術を吸収すべく地道に勉強してます。主にマネジメントの立場ですが「人のためにナニカをつくりたい」という若手開発者たち、とくに人を支援できる・喜ばせることができる優しい人たちを公私で応援していきたいです。
若手開発者の大変さを知るには、私も手を動かさないとですね。いろいろ試しました。
Oculus Quest2とHaritoraXを利用したフルトラッキングなどのUnityアプリの開発
#Haritorax のVer0.4.0で追加された足首検知機能を使って、眼鏡アバターの両足首の傾きをトラッキングできることを確認できた
— holypong (@automo_emo) 2021年11月28日
足先を伸ばすと膝が伸びきってしまう現象の対処は、足首センサの取付位置や検出範囲で工夫がいるかも
ロボットもモーションキャプチャできればなhttps://t.co/nQyaoXhXCQ pic.twitter.com/vN61dBiLpg
KiCadでロボット制御基板と足裏センサ基板の電気設計と製作
ELECROWで、ロボット制御基板と足裏センサ基板を作りました。
— holypong (@automo_emo) 2021年5月29日
足裏センサ基板の動作確認OK
左足の四隅を押す力に応じて、モニタ上の左足の重心(紫)と両足重心(黄)を示す円の位置と、力の大きさを示す円の直径が変化します
チップ抵抗の手ハンダは面倒なので、じきにホットプレートを買いそう https://t.co/RxVYDv2zOB pic.twitter.com/Cb63U1Tf5a
Meridianボードをコアとするロボット制御システムの検討
昨晩は@Ninagawa123 さん主催のDiscordに参加しました。
— holypong (@automo_emo) 2021年12月11日
TeensyとESP32を組合せたMeridianの進捗状況や今後の取組み方針などお話できました。
お話の合間で近藤科学製サーボモータ制御を確認できました!
シリアルコマンドの1.25Mbps通信をオシロでモニタします https://t.co/qoO11QH0Af pic.twitter.com/rP7biAtKe6
2020年の総括
今年(2020)の仕事納めしたので総括します
昨年(2019)の総括はこんな感じでした。
2020年8月に二足歩行ロボットによるバーチャファイターアキラの八極拳の演武の動画を公開。達人らしい動きの再現に挑戦。
ねとらぼで紹介されたのを契機に、ニコニコ動画で3万再生いただきました。
1990年代にゲームセンターやサターンで遊んだ皆さんに喜んでもらえたと思います。
踏み込みの重みが!
— ねとらぼ (@itm_nlab) 2020年8月24日
ぬるぬる動く「バーチャファイター」アキラのロボットがすごい 流れるような演武で八極拳を披露https://t.co/RuZHdTj4BI @itm_nlab pic.twitter.com/J1KGQRCGMQ
また、12月発売のアストロシティミニに初代バーチャファイターが収録されたこともあり、こちらのツイートは世界中の方々から数日で2.2万再生、600RT、1400イイネいただきました。
本日はアストロシティミニ発売前夜祭
— holypong (@automo_emo) 2020年12月16日
予約したアストロシティミニが無事届くといいな
「オレ、アストロシティミニが届いたら、リアルなバーチャファイターでバーチャファイターするんだ」(謎宣言) https://t.co/uitEu2Jgxi pic.twitter.com/TmaV6urkLX
Oculus Quest 2発売にあわせてVRChat用のアバターを自作。無線フルトラッキングを駆使して私が過去に学んだ八極拳の型の演武してみた。バーチャファイターが発売された27年前に体験してみたかったモーションキャプチャを自宅でできるようになるなんて驚きです。
VRChatでOculus Quest2で無線フルトラッキング
— holypong (@automo_emo) 2020年11月7日
自作アキラモデルで八極拳の代表的な型の一部を演じる
バーチャファイターをみた衝撃は、私がVRロボットシミュレータ開発するきっかけ。27年後、当時をなぞる様に自分でモデリングして自宅で自分で演じられるなんてさらに驚きhttps://t.co/c9YG8YdyJg pic.twitter.com/NLWr5ZGALn
2つめのネタ:7頭身柔王丸 セットアップ!
2020年6月に予定されていた「第2回プラレス大会」を目指して「7頭身柔王丸」を開発しました。昭和40年代~50年代生まれに刺さり1万回以上再生いいただきました。
コロナ禍の影響によって、大会は2021年に延期となりましたが、それまでにさらなる改善を加えた「ニュー柔王丸」にご期待ください。
夢がリアルに!
— holypong (@automo_emo) 2020年3月31日
2020年開催予定のリアルプラレス大会に、柔王丸で参戦https://t.co/azpJWIHurZ#プラレス3四郎#嘘か本当かわからないことを言う pic.twitter.com/lF1Ra7lrPW
3つめのネタ:1/30ガンダムで実験いろいろ
2020年12月の「動く等身大ガンダム(18m)」登場にあわせて、私が開発する「1/30ガンダム(60cm)」を使って、アニメ第一話「ガンダム大地に立つ」のビームサーベル抜刀とザク撃破、最終話「脱出」のラストシューティング、2013年の日清カップヌードルのBOIL JAPANなどを再現しました。
「こいつ…動くぞ!」
— holypong (@automo_emo) 2020年9月29日
実物大ガンダムの公開日が12/19!
「(30分ごとの)特別な動き」が気になります。まさかこんな感じじゃないでしょうね(^^)
30分の1ガンダムによる第一話再現 https://t.co/yiWjALNgby pic.twitter.com/TnpvXqchmh
毎日のように等身大ガンダムの記事が出ていると、ガンダムロボット開発者としてのモチベーションも向上するため、オリジナル制御基板を使った歩行安定化制御の検討なども捗りました。こちらは実用レベルまで引き上げたいと思います。
1/30ガンダム(60cm)の足裏センサで得た重心位置の制御テスト
— holypong (@automo_emo) 2020年12月6日
足踏み後の、上体傾けから復元や腰を押した時の踏ん張りに、足裏重心のPID制御を利用
奥のディスプレイで、左右足裏の重心位置の変化をモニタしている https://t.co/Rg9OvPKfl8 pic.twitter.com/pp7ymR8sJH
最期に
2018年度に東京拠点に転勤しましたが、2020年4月には横浜拠点へと移りました。住居は変わらず、コロナ禍の影響でほとんど在宅勤務がつづいています。現在は、IoT・AI・VR・ロボティクスと幅広い研究開発活動の主にマネジメントに従事して「人のためにナニカをつくりたい」という若手技術者たちの支援が増えています。
年末、介護を受けていた親しい人との別れもありましたが、そういう人を支援できる・喜ばせることができる優しい人たちを公私で応援していきたいです。
automo(オートモ)開発情報
2020/3/31時点で運用中のロボットたち
automo 08(Badge)
体長50cm。二足歩行ロボット格闘大会「ROBO-ONE」向け機体をベースに、3Dプリンタでさまざまなキャラクター外装を製作。
バーチャファイターアキラ(結城晶)2016
プラレス3四郎 ニンジャスター(オリジナル)2017
プラレス3四郎 柔王丸 2020
リアルプラレス大会向けに開発。
http://k2g2.sakura.ne.jp/HMD_plawres/
#昭和最後の日だから昭和のキャラクター貼る
— holypong (@automo_emo) January 8, 2022
「プラレス3四郎」に憧れてマイコンを勉強して柔王丸を開発してしまうのが昭和世代 pic.twitter.com/HsP4Kg6056
プラレス3四郎 柔王丸 2022
原作 第二回大会の「ニュー柔王丸」にあわせて外装をブラッシュアップ
1983年6月5日 #プラレス3四郎 アニメ放映開始から40周年!!
— holypong (@automo_emo) June 4, 2023
「柔王丸をつくるのが夢でした」
2023年6月3日開催予定の第2回プラレス大会が台風の影響で中止になったのは残念ですが、コロナ禍を超えて原作者先生や仲間とお会いできて、40年間消えずに燃え続けた心の火の勢いはさらに強くなったかも https://t.co/8p1WfT4IPC pic.twitter.com/hYDquyE6ux
automo 06(Wakka)
体長60cm。大型二足歩行ロボット。ハンドによるモノの把持や、ラズベリーパイなどの小型コンピュータボードやカメラの搭載が可能なためROSで操作可能。
30分の1ガンダム(40thアニバーサリーver)2019
すべての外装パーツを3Dプリンタで再構築
30分の1ガンダム(30thアニバーサリーver)2009
!!祝!!サンライズ賞!!holypongさん製作のautomo06(Wakka)
automo 10(Jolt)
体長40cm。二足歩行に加えてローラーダッシュも可能な小回りが利く4頭身ロボット(カワイイ)。
バーチャファイター キッズアキラ&プラレス3四郎 キッズ柔王丸 2018
automo 07(Nanika)
卓上/掃除ロボと連動可能な女の子ロボット(カワイイ)。プロジェクタで表情プロジェクションマッピング、掃除ロボに搭乗しROSで運転、Kinectで環境センシングなど。
初音ミクロボ 2014~
3Dプリンタで初音ミクロボをつくってみたメイキング【てってってー】 by holypong ニコニコ技術部/動画 - ニコニコ動画
【ミクロボ】3月9日はミクの日なので〇〇と一緒に【てってってー】 - ニコニコ動画
Mad Hatter
メカナムホイール4WDとロボットアームを組合せたハードPFに、ROSベースで完全自律動作が可能なソフトウェアフレームワークを構築したモバイルロボット。「新ROBO剣」では竹刀を持たせた。
決勝トーナメント後に、@tctclab さんの機体「蜜柑星人」(左)と私の「Mad Hatter」(右)」の練習試合
— holypong (@automo_emo) November 23, 2023
相手の横の動きをロボットカメラの目で追いきれなくて、攻撃に移りにくい状態でした。
他にも改善のアイデアもいくつか見つかりました
現場で対戦相手がいると検証が進みますね! pic.twitter.com/V40bSsWs7O