後知恵バイアス

会話してて思い出したこと。

後知恵バイアス
予測した当時は不確実だった事柄を、起こってから必然的に起きたように感じたり、あたかも予測していたかのように解釈したり、振る舞ったりすることです。
例を挙げると、テストで、問題を配付されてから、「やっぱりこの問題が出てしまったか」、さらに端から見ると、「そう思うならなぜやらなかったんだ」と言いたくなるのが、これに当たります。これがなぜ問題かというと、何か予測したことがあるとします。当たると、強い印象が残り、ずっと覚えています。しかし、はずれた場合、印象が弱いため、すぐ忘れてしまいます。その結果、当たったときの記憶だけが残るようになります。これが何度か起こると、自分の予測に対して、過剰な自信を抱いたり、十分な情報収集をしないで結論を出したりするようになります。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/ymita/sub935.htm