知的生産の技術

私の本棚の奥には、「仕様書の書き方」や「分かりやすい資料の書き方」といった知的生産に関わる本がたくさんあります。
入社2年目の転勤から仕様書を書くようになって、初めは勝手が分からず悶え苦しんでいたのを思い出しました。良い仕様書が書けず、上司にはいつものように苛められました。また、教えを請うても説教だけで何も教えてもらえず、先人の仕様書も大して参考にならず、自分で知的生産技術の本をたくさん買って読みました。最初のころなんてアレコレ試しすぎてパンクしそうなコトも。
確かにその本の中には参考となった技術もいくつかありましたが、たくさん文書を書いて、レビューして書き直すことを繰り返し、自分と先人の仕様書の使えるところだけピックアップすることを繰り返すことで、いつの間にか自分らしい仕様の書き方が出来ました。
もちろん、これが最良のスタイルとはいえず改善の途中ですが、とりあえず「入門書」は卒業してもいいでしょ?ということで、サクッと捨てることに決めました。
反して、ダラダラと書けるこの場所ってのは「気の抜けるオフ」って感じですかね。