空手とロボット

ROBO-ONEで優勝したA-Doというロボット開発者の談によると、「攻撃態勢で構えるモーションを、前6:後4のバランスになるようにしたら、相手から打たれたときに倒れにくくなった」とか「攻撃の際に、全身の体重を載せてパンチを繰り出すモーションを作成し、気持ちのよいダウンを奪うことができた。自分の体重と加速度を使えば、力強いパンチが打てることがわかった(物理学でもF=m×aで証明される)」という解説がありました。
最近までロボットというと二足歩行で歩くのがやっとだったのに、打倒の技術が研究される段階になってきたようです。
もちろん人間の身体は、剛体のロボットと比べものにならないほど柔軟で複雑な動きをするのでそのままトレースすることはできませんが、空手とロボットに興味のある一人として一度挑戦してみたいテーマだなあと思いました。