教育とゲーム

道場近くのゲームセンターに親子連れでゲームをしている姿をみかけるようになりました。やっているゲームは「甲虫王者ムシキング」。世界中に実在する昆虫同士を戦わせて昆虫図鑑カードをゲットするゲームで、子供の間で大ヒット中だそうです。この開発者(セガトイズ植村氏)のインタビュー記事を見つけました。

Q:素材が昆虫だったこともヒットの大きな要因ですよね?
A:架空のキャラクターが描かれたカードを子供が熱心に集めていたら、親からすると正直複雑ですよね。でもこれが虫だったら、"このカブトムシはブラジルに住んでいるんだ"という知識にもなるわけです。とあるお母さんから届いた手紙に、「子供が昆虫に興味を持って図鑑を見たり、カブトムシの幼虫を育てています。命の大切さや自然に興味をもつきっかけになりました」と書いてあったんですよ。うれしかったですね。
ファミ通

世間一般が「単なるゲーム」と低く評価するものであっても、それをきっかけに新しい喜びを感じるユーザがいる。これは作者にとって大きな喜びだったと思います。こうした喜びを私も仕事やプライベートを通じて得られたらと思います。