Bluetoothで高速無線通信その3

「なぜBluetoothか?」
一番は「消費電力」。当初、WiFi無線LANモジュールも選択肢にいれていたのですが、Bluetooth無線LANに比べて消費電力が約10分の1程度。KHR-1自体のバッテリ駆動時間10ー20分ですので少しでも電池の消耗を抑えたかった。
「モバイルとの通信」。Bluetooth搭載ケータイと通信して動作する二足歩行ホビーロボットはすでに発売されているので、後追いだけどやってみたかった。もちろん、Bluetooth搭載PocketPCからでも操作できるようにしたい。昔、ケータイやPDAのプログラミングもやったことがあるので。
「開発容易性(プログラム資産の流用)」。Bluetoothはシリアルポートのプロファイルを持っているので、PC/PDA上は仮想(見かけ上の)COMポートとして扱えるので、有線通信用で開発した「RS232Cシリアルポート制御プログラム」の資産をそのまま無線通信用へと流用できる。もっと言うと、「ネットワーク通信だからTCP/iPに対応する」といったプログラム修正は不要になる。
というところでしょうか。