子犬の生活

児童書コーナーで「すすめ!ロボットボーイ」を探していたら、チャーミングな表紙の子犬の本をみつけました。オビのコピー「生まれたばかりのきみは、片手にのるほどの、小さいかたまりだった−」にグッときました。ちょうどヒメと別れて傷心(?)気味の私にとってかなりの攻撃力です。作者の名前をみると見覚えがある、、、カレル・チャペック、、、「ロボット」という言葉を作り出した戯曲家の名前です。早速、読んでみました。
犬との日常生活において、ちょっとした犬の行動の一つ一つを慈しみをもって捉え語りかけるように文章をつむいでいく。作家の繊細さとやさしさを感じました。そんなカレル・チャペックが「ロボット」というコトバを作り出して以来、そのコトバはたぶん一人歩きして、多様な捉え方がされているのですね。

ダーシェンカ 小犬の生活 (ヴィレッジブックス)

ダーシェンカ 小犬の生活 (ヴィレッジブックス)