音声再生ユニットMANOI/DO3の小技

先日のファーストインプレッションに続いて小技を紹介します。
MANOI/DO3は、RCB-3HVのサーボモータ制御信号をつかって再生したい音声ファイルを選びます。たとえば"003.wav"を再生したければ、ポーズで軸の回転量を"30"に指定する仕掛けです。
ここで無音"000.wav"の状態から、ロボットがあるポーズをとるタイミングで"003.wav"を再生しようとすると、サーボモータ制御信号が000->012->024->030のような感じで変化します。結果、MANOI/DO3が"001.wav"->"002.wav"->"003.wav"と次々に再生してしまい、目的の音声が再生される前に他の音声が一瞬だけ再生されるので雑音のように聞こえることがあります。
そのため、音声を再生したいポーズをコピーして2つ用意しておいて、一方でポーズをとるだけにして、もう一方のポーズで「スピード」を最速の1にすることで瞬時にサーボ制御信号が000->030と変わり、目的の音声"003.wav"だけを再生することができます。
地味ですが有用な小技紹介でした。