闘うキャラクタ

先日のROBO-ONE14thの一回戦では、automo 03(Sandan)は同郷のスーパーディガー(写真左)とのバトルでした。
実は、福岡のヒューマノイドカップでも認定権をめぐり準決勝で当たったんですね、このときは僅差で負けてしまいました。
ROBO-ONEの一回戦の途中、右コブシが割れてしまったときはドキっとしました。延長戦前の整備の2分間で、ビニルテープで右コブシを急ぎグルグル巻きにして手首に固定します。
あとで考えたらこれって「空手で親指を突き指したときの応急処置のテーピングの巻き方」でした。なんか空手着を着せるという見かけだけでなく、怪我したときのあつかいも空手家のようになってきましたね。ROBO-ONEウォッチャーの散財さんからは「二回戦にテーピングした満身創痍の状態で望むオートモにぐっときました」と言われたときはハマッたと思いました。
二回戦のアリモプレナには「牛くん」と呼ばれている外装がホルスタインのロボットです。こちらには負けてしまったんですが、、、
ここで解説の先川原さんからナイスコメントがありました。
「空手家ですが”牛殺し”ならずですね」
これは「空手バカ一代」に登場する空手家の大山倍達が猛牛と闘ったという実話にもとづきます。

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さらに、大会の後の打ち上げでは少年時代の憧れだった「プラレス3四郎」の作者の神矢みのる先生から「(格闘家らしい)素敵な試合でした」とお褒めの言葉をいただきうれしかったです。
プラレス3四郎 (2) (秋田文庫)

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ロボットに与えた「空手家」というキャラクタが確立してきたと感じました。そしてロボットフォースの岩気さんがいう「ロボットは個性を拡張するツール」というのを再認識しました。