キャンバスのようなロボット

お手伝いロボットのような重量級で大型のロボットを運用するのは多大な労力が必要です。ロボットフォースさんのようにロボットで営業が出来るわけではないし、ROBO-ONE GP以外のメンバにとって活躍する場の少ない重量級ロボットを日々いじりつづけるためのモチベーションをあげるのは難しい。

そこで「キャンバスのようなロボット」をつくろうかと。昔の画家が一枚の絵を描くのに数ヶ月を要したように、少しずつ外装に手を加えては動かすというコンセプトで。

プラモデルや衣装製作の知識・スキルが乏しいので、どうやって外装をつくろうかと考えていましたが、今までとは異なる方法で、誰でも簡単に軽く低コストで外装を作れる技術開発のため、いろいろと実験中です(まだアイデアレベルなのでもうちょっと水面下でするつもりでしたが昨日外装の話題が出たので)。

ちなみに、現行のホビー用サーボモータのスペックから考えると、ROBO-ONE軽量級ルールの3kg未満では「凝った重い外装を付けつつ強いロボット」をつくることは難しい。そして3kgを越えて重量級になるとサーボモータの保持力が足りません。そのブレークスルーのひとつが、複数サーボで出力をあげて平行リンク足をつくることだと思います。強靭な足腰が出来たことで、ようやく外装に凝れるようになります。

右画像は、automo 06(Wakka)の外装検討用に、安価なモデラーソフトで4000番サーボをレイアウトしたもので、コツコツと外装デザインをすすめています。