ROBO-ONE 15th 準優勝

5/4に川崎市で開催されたROBO-ONE 15th 軽量級で、automo 05(Go-Wan)が準優勝しました。二足歩行ロボット関連ではじめてのトロフィーです(今までの最高位が4位だったので)
運にも助けられ勝ちあがり、決勝では韓国のBi-MAに2−1で惜敗。しかし、現在自分がもちうる技術と操縦能力を出し切りましたし、試合展開としても思い切りのよい熱い試合が出来たと感じ、大満足です。
今回は九州ロボット練習会に押し上げてもらった成果でした。
私が基本設計した平行リンク脚を「マーキュリー」として製品レベルにまで仕上げていただいたクラフトハウスのクラフトマンさんや"ROBO-ONEの神"こと吉村さん、近藤科学KRS-6003HVに対応したフレームや各種部品を特急で製作いただいた九州共立大の水井さんやHotproceedのきゃのんさん、そして叱咤激励いただいたひろのっちさん、Kさん、大林さん、勝野さんほか九州ロボット練習会のみなさんのご協力の賜物だと思っています。ありがとうございました。
バトルに特化したautomo 05(Go-Wan)の設計ポイントについては、後日ここで説明していく予定です(おそらく平行リンク脚「マーキュリー」の応用解説)

次のROBO-ONE 16thは無差別級になります。こちらはautomo 06(Wakka)で出ることを目標としています。こちらは予選があるらしいのでバトルとは異なる面でアピールしたいなと思います。
ロボットは多面的な素材です。
操縦して戦う競技の楽しさ、2次元的な図面を現実空間に立体化するハード設計の面白さ、キーボードで入力した数行のコードでロボットに命令できたときの達成感、かっこいいデザインやキャラクターを褒めてもらったときのオーナーとしての充足感、同じ趣味嗜好を共感できるコミュニケーションツールであったり。

だから、これからもバトルというロボットの一側面にこだわるだけでなく、もっと広く欲張りに「ロボットを通じての楽しさ」を求めていきたいと思います。