テコンドー

オリンピック問題でテコンドーというキーワードを繰り返し聞かされます。アクロバチックな足技で遠間から蹴りあう「足のフェンシング」とも呼ばれる競技です。
個人的確執で団体が2つに分離したことにより選抜選手の出場が危ぶまれるという現状です。そういえば、空手の場合は数百団体に分かれていますね。寸止めと防具とフルコンタクト、顔面ありなし、掴みありなし、投げありなし、固めありなし、寝技ありなしなどルールが多様すぎて統一できないのがオリンピック化されない原因になっているようです。ある本に載ってましたが、日本人はとにかく実験好きで試さないと気が済まないようです。種子島伝来の鉄砲は領主の息子がいじって大けがしたことで、その威力が認められ日本中に広まったと言います。空手は沖縄から本土に入った段階で有効性の実験として試合のルールが多様化し、それに相容れない同士で流派をわけた一因でもあるようです。
世界的にみると、オリンピック競技になっている柔道人口2千万人に対して、空手は3千万人と言われてますから人気はあるんですけど。