一休み

KHR-1を組み立てた後、置き場所に困りました。
二足歩行ロボットは通電しない状態では関節はぐにゃぐにゃで首のすわっていない赤ちゃんのようなもので、ポーズをつくって座らせてもすぐにぐにゃりと床にへたりこんで、たれぱんだのようになります。
部屋の中を見渡したところ、工具類を収めているツールボックスの取っ手をあげるとちょうど「椅子っぽいな」と思いつき、KHR-1をのせてみました。すると、ちょうど取っ手をもちあげて凹んだ部分に、KHR-1の太もも部分がおさまって、写真のようにキチンと座らせることができました。

KHR-1は表情のない無機質な感じですが、なにかしらポーズをとらせると人間のようにみえることもあります。
そういえば先日、道場生の前でデモ実演したとき「このロボットの名前はなんですか?」と聞かれて「いや物に名前つけることないんで」と答えたら「じゃあ私達でつけてあげよう」と返されました。「いや、ひとのもんに勝手に名前つけないでよ」と。
でも、たしかにロボワンとかに出場するときってロボットに名前をつけてますね。なんか考えとこうか、変な名前をつけられるまえに。